1940年代ルーシーリー Lucie Rie ガラス製 ボタン ビミニボタン 英国ヴィンテージ BIMINI社

SOLD OUT

ゴールドのコーティングをほどこした、ボトルの封かんや封蝋を連想させる、ユニークな天使をモチーフとしたルーシー・リーのBIMINI社時代のボタンです。

1938年にナチスからの迫害を逃れるため、ユダヤ系の医師の娘でありウィーンの美術学校で陶芸を学んでいた女流陶芸家Lucie Rie （ルーシー・リー/1902-95）はオーストリアからイギリスへ。自分の工房と窯を備え作陶に没頭しつつあった頃でした。ガラス工房Bimini社のフリッツ・ランプルから誘われ、ガラス製のボタンの製作を手伝いをはじめ、のちには陶器でもつくり始めます。Fritz Lampl（フリッツ・ランプル）もまた1938年に、ウィーンからロンドンに亡命していました。


サイズ約1.8cm×2㎝
『MADE IN ENGLAND』と『BIMINI LTD』と『Flowerpot』のバックマーク有

『MADE IN ENGLAND』以外に『BIMINI LTD』の刻印もあることから、初期の作品と思われます。数種のデザインがありますが数が少なく希少です。諸説あるのですが、全く同じデザインのボタンでも、マークが入っているものと、入っていないものがありますのでボタンを納品するとき、セットの内の1個だけにマークを入れたのかもしれません。
ビミニ社に卸していたボタンには、裏面にルーシー・リーのマーク”LR”ではなく、ビミニ社の植木鉢のマークが入っています。

ゴールドの全面塗りで良いコンディションです。

素晴らしい作品です。


貴重なお品のため大切にしていただけるかたのお手元にお届けできましたら幸いです。

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