明治輸出品 瀬戸焼名工「加藤春光製」オールドニッポン 銘あり 水差し 金盛上白釉盛上　立体造形　ポット

1890年頃からイギリスやアメリカへ輸出の為に創作されたオールドノリタケと同じ時期に輸出されていた「 加藤春光製 」の作品になります。
「加藤春光」は白釉盛上げの美しい作品を多く残していますが、その中でも際立って豪華で美しい造形装飾のお品です。大変希少なお品になりますのでご紹介はおそらく二度とないと思います。ご検討頂ければ幸いです。

ひび、かけ、修復はありません。
全体の印象を損なう程ではありませんが、
経年に伴う金彩のかすれがあります。
写真を拡大してご確認くださいませ。

このような博物館級銘品の繊細なお品がこの状態で残っていることは奇跡であり二度と出会えないといっても過言ではありません。

過去10年のネットにおいての販売履歴でも蓋なしのものが7万強で売られているのみで蓋アリのポットととは認識されず水差として販売されていましたがそれも一回しか発見できておりません。こちらは完品ですがb品であってもそれだけの価値がございます。

加藤春光は窯元は瀬戸・南新谷で創業し、1875年に開窯しました。
初代春光は多くの製法特許を取得し窯業技術の改良に大きな貢献と足跡を残した人物で、内国勧業博覧会などで数々の賞を受賞しています。

こちらのお品は大きさもあることから存在感抜群であり、どの角度からみても抜かりなく作り込まれた美しい御品です。
欧州へ伝来し、日本へ舞い戻った里帰り品となります。
精密な技巧、裏側に銘がございますことから間違いなく
明治時代の瀬戸焼加藤春光作であります。

サイズ　最大幅　18.5cm
　　　　高さ　　27cm

お早目のお問い合わせ、ご検討をお勧めいたします。

大事にして下さる方のお手元にお届けできれば、と思っております。